日本の番組輸出、500億円に 総務省、20年度目標 

 総務省は10日、アニメやドラマなど日本の放送番組の海外輸出額を2020年度に500億円とする目標を発表した。15年度から7割増を目指す。「ちびまる子ちゃん」や「ドラえもん」などのアニメを中心にアジア各国への輸出が伸びており、従来目標を大幅に引き上げた。

 韓国を抜いて、米英に次ぐ世界第3位の番組輸出大国になるのが目標だ。総務省は、補助金を出すなどして放送番組の海外展開を後押ししており、地方の放送局にも広げることが課題という。

 15年度の内訳は、ジャンル別ではアニメが約77%を占め、バラエティー約11%、ドラマ約10%と続いた。


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