2017年4月3日 16:35 | 無料公開
広島市の原爆資料館。上は原爆慰霊碑=2016年5月
広島市の原爆資料館は3日、2016年度の入館者数が過去最多の約174万人になったと発表した。昨年5月のオバマ前米大統領の広島訪問や、戦時中の広島が舞台のアニメ映画「この世界の片隅に」がヒットしたことなどが影響したとみられる。
資料館によると、オバマ氏が訪れた直後の昨年6、7月の入館者はおととしに比べ40%以上増加。今年2月、本館が新装オープンした1991年度の約159万人を上回り、最多記録を更新していた。
55年の開館以来の総入館者数は約6907万人となり、今年の夏ごろには、7千万人を超える見込みだ。