東京都心で桜が満開 全国で最も早く 

東京都心で桜が満開と発表された2日午後、千代田区の千鳥ケ淵でボートから桜を楽しむ人たち

 気象庁は2日、東京都心で桜(ソメイヨシノ)が満開になったと発表した。全国で最も早い満開宣言で、平年より1日早く昨年より2日遅い。

 2日午前、気象庁の職員が靖国神社(千代田区)の境内にある標本木の花のうち8割以上が咲いているのを確認した。

 民間気象会社の予想では、3月中旬以降の寒の戻りで九州や四国を中心に開花が遅れたが、次の週末にかけて西日本や東日本で広く満開になり、見頃を迎えそうだ。

 北日本の開花は平年並みの予想で、宮城県、福島県が4月上旬、ほかの東北各県は中旬以降。北海道は4月末から5月にかけて開花する見通し。


  • LINEで送る