小池氏側が国政研究会設立 まず都議選候補対象に 

 東京都の小池百合子知事が事実上率いる地域政党「都民ファーストの会」が31日、国政の諸課題を扱う「国政研究会」を設立した。まずは7月の都議選で公認した候補者を対象とし、4月中に初会合を開く方向で調整している。同会幹部が明らかにした。

 同会は31日、都議選の候補者として3人の追加公認を発表。公認候補者は計22人となった。

 同会幹部によると、国政研究会の参加者は今後、小池氏が設立した政治塾「希望の塾」の塾生などからさらに選抜を進める。小池氏は趣旨について「都政と関わる国政を研究する」と説明しているが、次期衆院選に向け、候補者発掘の狙いもあるとみられる。


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