朴前大統領が裁判所出頭 収賄容疑で逮捕状審査 

ソウル中央地裁に出頭した韓国の朴槿恵前大統領=30日(共同)

 【ソウル共同】韓国の朴槿恵前大統領(65)は30日午前(日本時間同)、ソウル中央地裁に出頭、地裁は検察が収賄容疑などで請求した逮捕状発付の是非について審査を始めた。朴氏はこれまでの捜査で容疑を否認。地裁の聴取に対しては在宅捜査を主張し、審査は深夜から31日未明に及ぶとみられている。朴氏は地裁到着時、記者団の質問には答えず、無言で庁舎内に入った。

 贈賄側のサムスングループの経営トップ、李在鎔被告は既に逮捕、起訴されており、朴氏は逮捕を免れたとしても起訴は避けられない情勢だ。

 逮捕されれば、大統領経験者では1995年の盧泰愚氏、全斗煥氏に次ぎ3人目となる。


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