大阪万博「地底の太陽」模型公開 不明の「第4の顔」復元へ 

「地底の太陽」の復元に向け制作された縮小模型と、制作を担当した現代芸術研究所の平野暁臣氏=29日午後、大阪府吹田市の万博記念公園

 1970年に大阪で開催された国際博覧会(万博)で、シンボル「太陽の塔」につながる地下施設で展示されていた「地底の太陽」の復元に向け制作された縮小模型が、大阪府吹田市の万博記念公園で29日、報道陣に公開された。現物は行方不明になっており、府によると、復元には模型が必要という。

 地底の太陽は顔のような円形のオブジェで、顔部分が直径約3メートル、全長約11メートルと推測されている。太陽の塔の外側にある三つの顔に続く「第4の顔」といわれていたが、万博終了後に行方が分からなくなった。


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