ガソリン5週連続値上がり 全国平均133円90銭 

 経済産業省資源エネルギー庁が29日に発表した27日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、21日時点の前回調査より10銭高い133円90銭で5週連続の値上がりとなった。2015年10月初め以来、約1年6カ月ぶりの水準。

 調査した石油情報センターによると、石油輸出機構(OPEC)の減産が続くとの観測による原油調達コストの上昇などが、小売価格に影響した。米国でシェールオイルの増産の動きもあり、来週は小幅な値下がりを予想している。

 地域別では、27都県で値上がりした。上げ幅は福島と神奈川で70銭と最も大きく、宮城の60銭が続いた。


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