デンソーが岩手に新工場 自動車部品、従業員400人増 

 トヨタ自動車グループの部品大手デンソーは29日、子会社のデンソー岩手(岩手県金ケ崎町)の敷地内に、自動車用メーターの新工場を建設すると発表した。投資額は約100億円。デンソー岩手は新工場の稼働に伴い従業員を約400人増員し、2020年度までに計約千人にする予定という。

 新工場は延べ床面積約2万平方メートル。今年10月に着工し、18年10月に完成する計画だ。19年5月の稼働を目指している。

 デンソー岩手は、デンソーが富士通の子会社から土地や建屋を買い取り12年に創業。半導体部品を手掛けており、今年6月から半導体を使ったセンサー類の製造を始める。


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