調布市の小型機墜落で書類送検 社長ら航空法違反容疑 

2015年7月、東京都調布市の住宅に墜落し、大破してあおむけになった小型プロペラ機

 東京都調布市で2015年7月、小型機が住宅街に墜落し8人が死傷した事故で、警視庁は29日、航空法違反容疑で、機体を管理していた「日本エアロテック」(同市)の社長(63)ら2人と法人としての同社、事故で死亡した川村泰史機長=当時(36)=を書類送検した。

 社長や川村機長らは事故当日の15年7月26日などに複数回、国の許可を受けずに客から料金を取ってチャーター飛行などをした疑いが持たれている。

 小型機には川村機長ら5人が乗り、15年7月26日午前10時58分ごろに調布飛行場を離陸直後、南東約500メートルの住宅街に墜落し炎上した。


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