アハメド・カトラダ氏死去 反アパルトヘイト元運動家 

 アハメド・カトラダ氏(南アフリカの反アパルトヘイト元運動家)28日、南アの最大都市ヨハネスブルクの病院で死去、87歳。脳の手術後、療養中だった。同氏の慈善団体が発表した。

 29年生まれ。若い頃から人種隔離撤廃闘争に参加。63年に逮捕され、闘争を主導した故マンデラ元大統領らと共に終身刑を言い渡された。約26年間、「監獄島」と呼ばれたロベン島などで獄中生活を送った。

 解放後の94年、国会議員に当選。マンデラ氏の側近としても知られた。(ナイロビ共同)


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