汐留でお酒と温泉の物産展 7市参加、五輪に向け発信 

 2020年東京五輪・パラリンピックに向け、地方の魅力発信を―。宮城県気仙沼市など7市が参加した「汐留・新橋 企業合同物産展 NIPPON市 温泉・日本酒編」が28日、東京都港区の汐留シティセンターで開かれた。

 7市のお酒を販売する仮設テントや足湯コーナーが設けられ、勤め帰りの会社員らでにぎわった。

 並んだお酒は気仙沼市の「水鳥記」、新潟県村上市の「〆張鶴」、兵庫県姫路市の「忠臣蔵」など約50種。試飲や各地の特産つまみ販売に引かれ、まとめ買いする人も。

 足湯は、村上市や静岡県伊豆の国市から運んだ温泉を使用。体験した女性は「いろいろなお酒と温泉を都心で堪能できて、最高」と笑顔を見せた。Tシャツなど20年東京大会の公式ライセンス商品も人気だった。

 この物産展は20年東京大会に向け経団連などが設立した経済界協議会の活動として企画。29日も午後4~8時に開催。


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