テレ朝、ドラマ部長を降格処分 経費で私的飲食559万円 

 テレビ朝日は28日、同局のドラマ制作部長だった男性(57)が過去7年間にわたり、局の経費で計約559万円相当の私的な飲食を繰り返したとして、21日付で降格の懲戒処分としたと発表した。同日付で部長職を解任したとしている。

 テレビ朝日によると、この前部長は「特命係長 只野仁」などのドラマを手掛けてきた。制作部門のゼネラルプロデューサーだった2010年4月から今月にかけ、約600回分の私的な飲食代金の領収書で不正請求を繰り返していたという。

 前部長は「長年の間に業務と私用の境目がなくなった」と話し、全額を返済したという。


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