東証、午前終値は1万9189円 円高一服を好感し反発 

東京証券取引所

 28日午前の東京株式市場は、外国為替市場の円高一服が好感され、日経平均株価(225種)は反発した。上げ幅は一時200円を超え1万9000円台を回復。前日に大きく下げた反動もあって買われた。

 午前終値は前日終値比203円80銭高の1万9189円39銭。東証株価指数(TOPIX)は18・62ポイント高の1543・01。

 円相場は1ドル=110円台後半で取引されドル買い円売りが優勢だった。3月31日を決算期末とする上場企業から期末配当を受け取るには、権利付き最終日と言われる28日までに株式を買う必要がある。このため個人投資家を中心に配当を狙った買いも集まった。


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