福島の雪崩、男性心肺停止 もう1人は無事確認 

 福島県の安達太良山を登山中の男性2人が雪崩に巻き込まれた事故で、ヘリコプターで捜索していた地元消防は28日午前9時20分ごろ、同県二本松市の山小屋「くろがね小屋」付近で、2人を発見した。その後、地上から救助に向かった警察官と消防隊員が到着し、70代男性が心肺停止になっているのを確認した。60代男性は無事だという。

 消防によると、2人は27日午前8時ごろに別の山小屋を出発。途中で吹雪に遭ってコースを外れ、コースに戻ろうと斜面を登っていた際、雪崩に巻き込まれたとみられる。同日午後1時ごろ、60代男性から「雪崩に巻き込まれた」と119番があった。


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