2017年3月28日 06:08 | 無料公開
8営業日続落となったニューヨーク証券取引所=27日(ゲッティ=共同)
【ニューヨーク共同】週明け27日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、トランプ米政権の経済政策運営の先行きを懸念して8営業日続落し、前週末比45・74ドル安の2万0550・98ドルと約1カ月半ぶりの安値水準で取引を終えた。
ダウ平均の8営業日続落は、2011年の7月下旬から8月上旬にかけての記録が最後で約5年8カ月ぶり。
前週末に米医療保険制度改革(オバマケア)の代替法案が撤回されたことで、大規模減税や巨額のインフラ投資などトランプ政権が掲げる政策の実現性が不安視された。投資家はリスク回避姿勢を強め、相場は売り注文が優勢となった。