甲子園、2試合連続の再試合 春夏通じて史上初 

延長15回で引き分け再試合となった、第2試合の福岡大大濠―滋賀学園(上)と第3試合の健大高崎―福井工大福井=26日、甲子園球場

 激闘、互いに譲らず―。兵庫県西宮市の甲子園球場で開催中の第89回選抜高校野球大会で26日、2試合続けて延長十五回で引き分けた。再試合はともに28日に行われる。1大会で2試合が延長引き分け再試合となるのは、夏の全国選手権大会を含めて史上初めて。

 投手戦となった福岡大大濠―滋賀学園は1―1、点の取り合いとなった高崎健康福祉大高崎(群馬)―福井工大福井は7―7で引き分けた。

 日本高野連の竹中雅彦事務局長は「非常にレア。地方大会で再々試合は聞いた事があるが、前代未聞。2試合とも持ち味を出し、がっぷり四つとなった結果」と話した。


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