減反、36都道府県で達成へ 17年産計画、農水省調査 

 農林水産省は24日、2017年産主食用米の生産調整(減反)目標への対応状況を調査し、2月末の計画段階で36都道府県が目標を達成する見通しとなったと発表した。昨年5月の計画段階と比べて2増となった。過剰生産を回避し、米価安定につながるとみられる。

 これまでは5月に公表していたが、今回は3月に示した。5月には市町村レベルの取り組み状況も公表する。18年産からの減反廃止に向け、生産地での自主的な転作といった取り組みを一段と促す狙いがある。


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