雪で折れた巨大てんぐの鼻完治 京都・鞍馬のシンボル「大天狗」 

鞍馬寺の地域のシンボル巨大なてんぐ像。(上から)1月に雪の重みで鼻が折れ、特注のばんそうこうで応急措置され、「完治」し24日にお披露目された=京都市(中段は叡山電車提供)

 京都市左京区の鞍馬寺がある地域のシンボルとして親しまれ、今年1月に降り積もった雪の重みで折れた巨大なてんぐ像の鼻が24日、「完治」し、お披露目された。

 叡山電鉄鞍馬駅前の像は「大天狗」と呼ばれ、雪解けを待ち、3月から本格的に修復作業を開始。ワイヤで補強され、赤い塗装が塗り替えられるなどの修復を受け、威厳のある姿を取り戻した。

 今年1月に大雪の影響で長さ2・3メートルの巨大な鼻が根本からポッキリ折れた。鉄板でできた特注のばんそうこうで応急措置がとられ、脇に「治療中」という看板が立てられた様子はネット上で話題になっていた。


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