派遣「5月末まで」24日決定へ 政府、南スーダン部隊 

 政府は、今月末に期限を迎える南スーダン国連平和維持活動(PKO)への陸上自衛隊部隊の派遣を5月末まで2カ月間延長する方針を固めた。24日に実施計画の変更を閣議決定する見通し。5月末を目途に撤収すると決めており、延長はこれを踏まえた動き。稲田朋美防衛相が24日中にも撤収に関する命令を出す意向だ。政府関係者が23日、明らかにした。

 部隊とは別に派遣している国連南スーダン派遣団(UNMISS)の司令部要員の派遣期限については、2018年2月末まで延長する。

 今後、政府は撤収作業に必要となる輸送機を追加で送って準備を進める一方、人道分野での貢献を継続する考えだ。


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