東証、午前終値は1万9068円 円高警戒と買い戻し交錯 

 23日午前の東京株式市場で、日経平均株価(225種)は前日終値を挟んで推移した。外国為替市場の円高ドル安傾向が警戒され、平均株価は取引時間中では約1カ月ぶりに一時、1万9000円を割り込んだ。前日の大幅安の反動から買い戻しが入り、上昇する場面もあった。

 午前終値は前日終値比26円84銭高の1万9068円22銭。東証株価指数(TOPIX)は0・91ポイント安の1529・29。

 前日の米ダウ工業株30種平均が小幅ながら下落したことも投資家心理を冷やした。学校法人「森友学園」の国有地払い下げ問題を巡り、証人喚問の内容を見極めようとする動きもあった。


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