歩行中事故は7歳が最多 小学生3割が登下校中、警察庁 

歩行中の交通事故による年齢別の死傷者数

 2016年までの5年間に歩行中の交通事故で死傷した人の年齢は、7歳が最も多かったことが23日、警察庁のまとめで分かった。年間の10万人当たりの死傷者数でみると、全年齢の平均が46・8人に対し、7歳は146・4人と3倍以上に達していた。

 警察庁が、4月6日から始まる春の全国交通安全運動を前に初めて分析。交通安全の知識が乏しい小学生で登下校中が3分の1を占めており、担当者は「ドライバーは近くに学校があるという標識を見掛けたら特に注意してほしい」と訴えた。


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