祭り太鼓台突入、禁錮4年 愛媛のトレーラー運転手 

 香川県観音寺市で昨年10月、大型トレーラーが秋祭りの太鼓台の列に突っ込み1人が死亡、多数の住人らが負傷した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた愛媛県大洲市の運転手大川貴之被告(42)に対し、高松地裁(野村賢裁判長)は23日、禁錮4年(求刑禁錮5年)の判決を言い渡した。

 被告は居眠りによる事故と認めており、検察側は「職業運転手の立場で居眠りをした過失は重大だ」と指摘。弁護側は情状酌量を求めていた。

 起訴状によると、昨年10月8日夜、時速約50キロで大型トレーラーを運転中に居眠りし、太鼓台に衝突。


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