釧路で9年ぶり流氷初日 気象台観測 

 北海道の釧路地方気象台は22日、この冬初めて釧路市沖に流氷が到来しているのを肉眼で確認し、「流氷初日」を観測したと発表した。釧路市で流氷初日を観測したのは、2008年3月以来、9年ぶり。

 気象台によると、北方領土の国後島と択捉島を隔てる国後水道や根室海峡から太平洋に流出した流氷が、南から東寄りの風で流され、釧路市沿岸に接近したという。

 気象台は「今後接岸するかもしれないが、気温が高くなれば解ける可能性もある」としている。


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