リカちゃん誕生50年で記念展 東京・松屋銀座 

リカちゃん誕生50年の記念展に並ぶ人形=22日、東京・銀座の松屋銀座

 着せ替え人形「リカちゃん」の誕生50年の記念展が22日、東京・銀座の松屋銀座で始まった。流行や世相を色濃く反映して変化する姿は、単なるおもちゃにとどまらない魅力がある。

 リカちゃんはタカラ(現タカラトミー)が1967年に発売。外国製の大きな人形やハウスが主流の中、日本の住宅事情に合ったサイズとして開発された。11歳のリカちゃんは当時皆があこがれたフランス人とのハーフ。少女漫画のようなきらきらした瞳や服装で女の子の心をつかんだ。

 記念展は4月3日までで、初代から現在までのリカちゃんや家族など約580体展示。誕生時の開発ノートや歴代のハウスも公開されている。


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