2017年3月22日 02:06 | 無料公開
沖縄県の翁長雄志知事は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に抗議するため25日に現地で開かれる反対派の集会に参加する意向を固めた。2014年の知事就任以来、辺野古での集会に出席するのは初めて。移設阻止への決意を行動で示し、工事を着々と進める政府に対し劣勢との評価を打ち消す狙いがある。県関係者が21日、明らかにした。 集会は、移設に反対する政党や市民団体でつくる「オール沖縄会議」が、移設先に隣接する米軍キャンプ・シュワブのゲート前で開く。「違法な埋め立て工事の即時中止を求める県民集会」と銘打ち、3千人規模を目指すとしている。