フジテレビ元記者を書類送検へ 組関係者に名義貸し疑い 

 フジテレビ元記者の社員が指定暴力団山口組系組関係者に乗用車の名義を貸した問題で、警視庁組織犯罪対策3課は21日、電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで、元記者の30代の男性社員と、50代の男性組関係者を22日にも書類送検する方針を固めた。

 捜査関係者によると、男性社員は組関係者と共謀し、社員の名義で購入した高級外車を実際は他人が使うのに、運輸局に自分が使用すると申請し、虚偽の登録をさせた疑いが持たれている。

 高級外車は組関係者のほか、現役の山口組系組員が使うこともあった。男性社員は「組員が使うとは思わなかった」との趣旨の説明をしているという。


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