2017年3月21日 23:36 | 無料公開
【ワシントン共同】世界で初めて小型機が着陸したチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の表面で2015年、大規模な崖崩れが発生したと、米航空宇宙局(NASA)などの国際チームが21日付の英科学誌ネイチャー・アストロノミーに発表した。崩れた崖は細かな土煙となり宇宙空間に噴き出したとみられる。 彗星が太陽に近づく際に、熱で氷が蒸発したり、岩石の風化が進んだりして起きたらしい。もっと細かな表面の地形変化が数多く起きることも突き止め、同日付の米科学誌に発表した。