陸自配備で「暴行起きる」と市議 沖縄・宮古島、辞職勧告 

 沖縄県宮古島市の石嶺香織市議(36)=無所属=が、自身のフェイスブックに「陸上自衛隊が宮古島に来たら、米軍が来なくても絶対に婦女暴行事件が起こる」と投稿し、地元で批判を浴びている。同市議会は21日、石嶺氏に対する辞職勧告決議を賛成多数で可決した。議会事務局によると、石嶺氏は辞職を否定しているという。

 宮古島では、中国をにらんだ南西諸島防衛強化の一環として陸自の部隊配備計画が進んでいる。石嶺氏はこれを踏まえ、「宮古島に来る自衛隊は今までの自衛隊ではない。米軍の海兵隊から訓練を受けた自衛隊だ。娘を危険な目に遭わせたくない」と3月9日付で書き込んだ。


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