円上昇、一時112円前半 3週間ぶり、米金利低下で 

 連休明け21日の東京外国為替市場は、米長期金利低下を背景に円買いドル売りが先行し、一時、3週間ぶりの円高ドル安水準となる1ドル=112円台前半をつけた。

 午後5時現在は、前週末比61銭円高ドル安の1ドル=112円82~84銭。ユーロは35銭円高ユーロ安の1ユーロ=121円63~67銭。

 米長期金利の低下を受け、日米の金利差縮小への思惑から、朝方は円買いドル売りが優勢だった。欧州の政治リスクも意識され、一時は112円26銭まで円高ドル安が進んだが、その後はドルに買い戻しも入った。


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