東証続落、終値65円安 円高ドル安が悪材料 

 連休明け21日の東京株式市場は、日米金利差拡大観測の後退を受けた円高ドル安進行が悪材料となり、日経平均株価(225種)は続落した。朝方に一時200円近く下落したが、円高が落ち着くと下げ渋った。終値は前週末比65円71銭安の1万9455円88銭で、3月9日以来の安値水準。

 東証株価指数(TOPIX)は2・43ポイント安の1563・42。出来高は約15億9700万株。

 米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げペースを加速させないとの見方から米長期金利が低下し、円高ドル安基調となっている。自動車など輸出関連の値下がりが目立った。


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