囲碁4者の世界戦が開幕 AIは中国代表と初戦 

ワールド碁チャンピオンシップで、中国のミ・イク廷九段(右)に挑むAI代表の「DeepZenGo」=21日、大阪市の日本棋院関西総本部(日本棋院提供)

 囲碁の日中韓トップ棋士と人工知能(AI)の4者が総当たり戦で争うワールド碁チャンピオンシップ(WGC)は21日、大阪市の日本棋院関西総本部で対局が始まった。AI代表の「DeepZenGo」は初戦で中国のミ・イク廷九段に挑む。

 国内6冠を保持する井山裕太碁聖は、初戦で韓国の朴廷桓九段と対戦、AIとは最終日の23日に戦う。井山碁聖がAIと公の場で対局するのは初めて。

 「DeepZenGo」は昨年11月、趙治勲名誉名人と3番勝負を行い、1勝2敗だったが、日本製のAIでは初めてプロにハンディなしで勝利した。


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