「甲武信エコパーク」推薦へ ユネスコ国内委が21日決定 

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の国内委員会が、埼玉、山梨、長野県境の甲武信ケ岳(2475メートル)周辺を生物圏保存地域「エコパーク」に推薦する方針を固めたことが20日、分かった。21日午後、東京都内で開く会合で正式決定する。9月にユネスコ本部に申請書を提出、来年5~7月に登録の可否が審査される見通しだ。

 推薦対象は2千メートル級の山が連なる山岳地帯から、埼玉県秩父市や山梨県甲州市などの市街地までを含む約18万ヘクタール。山梨県と関係10市町村の協議会が昨年10月、「甲武信水の森ユネスコエコパーク」の名称で申請していた。


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