トヨタ車体の工場で火災 三重、消防隊員1人けが 

 20日午後5時35分ごろ、三重県いなべ市員弁町市之原のトヨタ車体いなべ工場内で、炎が出ていると従業員から119番があった。いなべ署によると、約3時間後に鎮火した。従業員らにけがはなかったが、消防隊員1人が煙を吸って治療を受けた。

 同署によると、出火したのは4階建ての第2工場棟4階にある塗装作業場所で、約400平方メートルが燃え、黒煙が上がった。建物全体には約800人の従業員がいたという。署が出火の原因を調べている。管轄する桑名市消防本部によると、同市長名で安全が確認されるまで第2工場棟の使用停止が命じられた。


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