「共謀罪」、21日に閣議決定 国会提出、与野党攻防へ 

 政府は21日、共謀罪の構成要件を変えた組織犯罪処罰法改正案を閣議決定する。今国会に提出する。正当な活動をしている市民団体などへの適用を懸念する声が出ており、国会では与野党の激しい攻防が予想される。

 政府は2020年東京五輪を見据えたテロ対策のため、国際組織犯罪防止条約の締結を目指している。条約は「重大犯罪の合意」などを犯罪とするよう締結国に要請。政府はこれを「共謀罪」新設の根拠にしている。


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