東ティモール、ルオロ氏が優勢 大統領選、最大野党の党首 

 【クアラルンプール共同】東南アジアの小国、東ティモールで20日、任期満了に伴う大統領選の投票が実施された。8人が出馬しているが、最大野党の東ティモール独立革命戦線(フレティリン)のルオロ党首(62)が優勢で、与党連合を構成する民主党のアントニオ・ダコンセイソン社会調整相兼教育相(52)が追う展開となっている。

 有権者は約74万8千人。即日開票作業に入り、早ければ23日ごろに大勢が判明する見通し。過半数を獲得する候補者がいない場合には、上位2人による決選投票が4月20日に実施される。

 同国の大統領は象徴的な国家元首で、政治的実権は首相が握る。


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