「都への信頼失われた」 憤る築地市場関係者

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 東京都が、豊洲市場(江東区)の地下水から環境基準の100倍にも上るベンゼンが検出されたことを公表した19日。「都への信頼は失われた」「これからどうなるのか」。築地市場(中央区)内で開かれた「専門家会議」では、傍聴した市場関係者から、都への不満や、移転問題の先行きを懸念する声が噴出した。

 水産仲卸会社社長の山崎康弘さん(47)は「安全安心な場所で日々営業し、物を売りたいだけ。豊洲に行ったらそこが守れなくなる」と強調。「都は、われわれに土壌汚染対策をしっかりやり、汚染はなくなると説明してきた。もう信頼はこれっぽっちもない」と話した。