隊員拘束、再発防止へ国連と連携 関与の政府軍兵士は2人 

 南スーダン国連平和維持活動(PKO)に参加している陸上自衛隊の隊員5人が一時拘束された問題で、関与した南スーダン政府軍兵士は2人だったことが19日、防衛省への取材で分かった。国連要員はきっかけとなった武器取り締まりの対象外だが、軍の末端までは統制が取れていないとみられ、防衛省は国連と連携し再発防止を図る。

 防衛省によると、陸自の5人は18日午前10時(日本時間同日午後4時)ごろ、物資購入中に首都ジュバで政府軍に拘束され、約1時間後に解放された。日の丸付きの迷彩服姿で銃を携行しており、武器取り締まりをしていた兵士2人に連行された。


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