2017年3月19日 16:51 | 無料公開
パナソニックが大阪府門真市の本社地区にある音響・映像機器の拠点用地の一部を三井不動産に売却する交渉を進めていることが19日、明らかになった。売却額は数百億円規模の見通し。パナソニックは取得資金を自動車や住宅関連など成長投資に振り向ける。 三井不動産は、交通の利便性が高いことを生かし、商業施設「ららぽーと」の開発などを検討している。 売却するのは「本社南門真地区」の土地約16ヘクタール。付近に大阪モノレールと京阪電鉄の駅などがあり、現在はデジタルカメラや放送用機器などを扱う社内分社「AVCネットワークス社」が研究開発や営業の拠点を置く。