2017年3月19日 13:09 | 無料公開
安倍晋三首相は19日、防衛大学校(神奈川県横須賀市)卒業式の訓示で、北朝鮮の核・ミサイル開発や国際的なテロの脅威に言及し、中国軍機による領空接近なども念頭に「安全保障環境が厳しさを増す中で、わが国自身の防衛力を強化し、自らが果たし得る役割の拡大を図っていかなければならない」と強調した。 3発が日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下した6日の北朝鮮による弾道ミサイル発射に関し「わが国の安全保障上、極めて深刻な事態だ」と重ねて危機感を示した。 今回の本科の卒業生は留学生を除くと380人で、女性は24人。留学生は計21人だった。