2017年3月18日 19:21 | 無料公開
【北京共同】米IT大手アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は18日、訪問先の中国で「グローバル化に問題があるからといって、国が内向きとなれば(経済)発展のスピードは遅くなる」と述べ、トランプ米政権が強める保護主義的な動きを暗にけん制した。 北京で開かれた経済フォーラムで話した。アップルは、年内にも上海と江蘇省蘇州に研究開発センターを新設する計画。計4カ所となり、投資額は35億元(約570億円)を超えるという。 クック氏はセンター建設について「中国の強みは人材だ。中国の人々とさらに協力を強めたい」と話した。