2017年3月18日 20:26 | 無料公開
南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の日報を廃棄したとしながら陸上自衛隊が保管していた問題で、稲田朋美防衛相直轄の防衛監察本部が月内にも特別防衛監察の中間報告を行う方向で検討に入ったことが分かった。防衛省・自衛隊に日報の存在を認識していた隊員が多くいた可能性があるとみて、数百人規模のアンケートも実施する見通し。政府関係者が18日、明らかにした。 監察本部が過去に中間報告を行ったことはなく、稲田氏は異例の対応を取ることで、事実関係の早期説明を求める野党の批判をかわす狙いがあるとみられる。