2017年3月18日 00:10 | 無料公開
セブン&アイ・ホールディングス傘下のスーパー、イトーヨーカ堂の三枝富博社長(67)はインタビューで、営業や企画など各部署の現場を引っ張る30~40代の社員約30人からなる改革チームをつくったことを明らかにした。「3年程度で再建に道筋をつけるのが責務だ」と述べた。 三枝氏は3月1日付で中国事業の責任者から転じた。「カリスマ」と呼ばれ、昨年グループの第一線から去った鈴木敏文氏に長く依存してきた影響で「受け身の意識でやっている店が多く、顧客ニーズへの対応が十分でなかった」と分析した。社員が主体的に課題を見つけて改善へ動く組織に改める。