包丁の血、女子生徒DNAと一致 石川・能登の高校生殺害 

 石川県能登町の空き家で県立能登高1年の池下未沙さん(16)が殺害された事件で、県警は17日、関与が疑われている信州大1年の男子学生(21)=長野県松本市、事件後に死亡=の車にあった包丁に付着していた血液をDNA型鑑定した結果、池下さんと一致したと明らかにした。

 押収した学生の日記などからは事件と直接結びつく証拠はなかったとし、石川県警はパソコンやスマートフォンのデータ解析を進める。

 県警によると、包丁は車の助手席にあり、血が付いていた。車内からは空き家の鍵が発見されたほか、ハンドルにも血痕があった。


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