2017年3月17日 17:46 | 無料公開
南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の日報が「廃棄済み」と説明していた陸上自衛隊で見つかった問題で、稲田朋美防衛相が、存在を非公表とするよう指示したとされる防衛省統合幕僚監部の幹部に近く聞き取りを実施することが17日、同省幹部への取材で分かった。 稲田氏は、検察OBをトップとする防衛監察本部による特別防衛監察で実態解明する考えを示しているが、野党は早期に事実関係を説明するよう追及。相次ぐ問題発覚にシビリアンコントロール(文民統制)が機能していないとの批判もあり、稲田氏主導でも確認作業に動く。