在留外国人、過去最多238万人 15年末から15万人増 

北海道の食品加工場で作業する技能実習生たち=2016年7月

 法務省は17日、2016年末時点で日本に在留していた外国人は15年末から約15万人増の238万2822人で、過去最多だったと発表した。このうち「技能実習」の在留資格も22万8588人(前年比18・7%増)で過去最多。今年1月1日時点の不法残留者は6万5270人で3年連続増加した。

 在留外国人の国籍は中国が最多の69万5522人。韓国45万3096人、フィリピン24万3662人が続いた。ベトナムは36・1%増の19万9990人。日本企業の進出により日本語への関心が高まり、技能実習生や留学生が増えたためとみられる。


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