育児と介護同時の3割離職 重い負担、仕事の壁に 

 子育てと介護を同時に抱える「ダブルケア」の経験者のうち、約3割が離職したことがあることが17日、ソニー生命保険の調査で分かった。仕事との両立のため、職場での支援制度充実や理解を求める声が多かった。

 調査は、昨年10~11月にインターネットで実施。大学生以下の子どもを持つ25歳以上の男女各1050人、計2100人から回答を得た。

 ダブルケアに現在直面している人や過去に経験したことがある人は全体の6・5%で、数年先に直面する人も含め「自分の問題」と捉えているのは13・5%に上った。


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