千葉大医学部生に懲役4年求刑 準強姦罪、集団乱暴事件 

 千葉大医学部生が集団で女性を乱暴したとされる事件で、準強姦罪に問われた医学部5年増田峰登被告(23)の論告求刑公判が17日、千葉地裁(吉村典晃裁判長)で開かれ、検察側は懲役4年を求刑した。

 事件を巡っては、いずれも医学部5年の吉元将也(23)と山田兼輔(23)の両被告が集団強姦罪で、千葉大病院の元研修医藤坂悠司被告(30)が準強制わいせつ罪で公判中。

 検察側は論告で「極めて卑劣で残虐な犯行で、被害者が受けたダメージは大きい」と指摘。弁護側は「被害者を抵抗できない状態にしたのは他の被告で、増田被告は関与していない」などと執行猶予付きの判決を求めた。


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