日生、低金利響き中期計画修正 育児支援など新事業 

 日本生命保険が、2018年3月期までとしていた現行の3カ年の中期経営計画を今春に1年前倒しで終了し、新たな4カ年の計画を作ったことが16日分かった。日銀のマイナス金利政策による低金利環境を踏まえ、事業計画を修正。「子育て支援」「高齢者対応」「ヘルスケア」など成長が期待できる分野で新たなビジネス展開を模索することを盛り込んだ。

 新計画は21年3月期までとし、17日にも発表する。本業の生保事業では資金運用の高度化や、低金利でも魅力のある保険商品の開発に力を入れる。


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