岡山大、犬の歯を幹細胞で再生 天然とほぼ同じ

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 犬の幹細胞から作り出した歯のもとになる「歯胚」を、同じ犬の歯が抜けた部分に移植し、天然の歯とほぼ同じものを再生することに成功したと、岡山大と理化学研究所多細胞システム形成研究センター(神戸市)のチームが16日付の英科学誌電子版に発表した。

 マウスでも成功例の報告があるが、岡山大の窪木拓男教授は「実用的な歯の再生治療が可能なことを大きな動物で実証した。人への応用を目指したい」としている。

 チームは生後約1カ月のビーグル犬の小臼歯から歯胚を採取。この歯胚から、幹細胞を含む上皮組織と、幹細胞である間葉細胞を取り出して一緒にし、再生歯胚を作製した。