なにわ筋線、阪急乗り入れ 計画案、合意へ最終調整 

 新大阪―関西空港のアクセス向上のため、大阪駅北側の「うめきた」と難波を南北に結ぶ「なにわ筋線」の事業計画案が大筋でまとまったことが16日、大阪市への取材で分かった。これまで市と大阪府、JR西日本、南海電鉄で協議してきたが、新たに阪急電鉄が十三(同市淀川区)からうめきたの新駅を新路線でつなぎ、乗り入れる構想を盛り込んだ。

 府市や鉄道各社が、この計画案で合意するか、それぞれ最終調整している。正式合意すれば2017年度にも事業化に向けた協議を国と始め、30年の開業を目指す。


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